CASE & ACTIVITY
インフォテックの取り組み
  • アジャイル
  • 事例紹介

「アジャイル」という刀を抜く

 

私たちは、お客様の実現要求を明確にしなくても「今できること」をその場で流動的にお客様と共に決定し、即効性のある改善を実現できるアジャイル(スクラム)をシステム運用保守業務に必要な付帯業務の課題解決手法として採用しました。

 

 

インフォテックだからできること

お客様の課題

ITベンダーとのお付き合いの中で杓子定規な対応で冷たく感じたり、業務にそぐわない機能を提供され不安を感じたりなどの経験からお客様のニーズ(想い)を素早く汲み取り、解決策を共に考えるパートナーを必要ではございませんか。

 

当社の姿勢(思い)

当社では、業務を経験したメンバーたちがお客様と膝を突き合わせながらアジャイルを使い、お客様にとって本当に必要なIT活用を積極的にご提案しています。

 

 

 

当社からのご提案(解決策)

なぜなら、アジャイル(スクラム)を採用することで、お客様と一丸となって「今必要なこと」を「今できること」で「短期間に実現」できるからです。
その結果、ダイレクトにお客様のお困りごとを解決してきました。システム運用保守業務に必要な付帯業務の課題解決をスクラムで行うことで、ビジネス環境の急激な変化に対応することができるようになります。

 

期待される効果(効果)

このようにお客様独自の状況や条件などを考慮し、お客様それぞれに合ったご提案を常日頃から行ってきたことから、今まで取り組みづらい本件のような改善提案もお任せいただけております。積極的な提案活動は、多くのお客様よりご好評をいただいております。また、その声が当社メンバーたちの自信となり、ITトレンドを捉えつつ、お客様にあったご提案をさらに活性化させています。これからもより多くのお客様へご支援を展開し、すべてのお客様のビジネスに貢献していくことを目指しています。

 

課題

これまでのウォータフォール型のシステム改善のプロジェクトでは、計画立案や予算策定において規模が大きくなりやすく、スピード感が損なわれることや、実際に業務利用する際にはビジネス環境やお客様の状況の変化などにより仕様変更が多発するなどの問題があったりしませんか。

ソリューション

    ウォーターフォールでは、要件定義や外部設計工程で決めた要件でシステムを構築します。そのため、決められた要件が本当に必要なものであれば問題はありませんが、実際の開発では後から違う要件が出てくることは良くあります。

    アジャイルでは、順次出来上がったものを確認したり実際に使ってみて、そこから新しいアイデアが生まれることを前提とし、いつでも新しい要件の追加は歓迎されます。そして最終的には、計画当初では考えることができなかった、ユーザーが本当に必要な機能を持ったシステムを構築することができます。

    まずは、本件における現行業務を整理

    アジャイル(スクラム)を取り入れ、スコープを小さくし、「今できること」「今必要なこと」を短期間で実現していきます。

    「今できること」「今必要なこと」を短期間で実現

    具体的な実現方法としては、スプリント(反復して計画を立案して見直す、といった手順を繰り返すことでさまざまなメリットを得られます)で順次開発した画面や機能をユーザーにオペレーションしてもらいながら、新たな要件の調整や機能の要否を整理し、業務プロセスの策定と同時にシステム開発を進行することにより、その場での意思決定をしやすくしました。スプリントで認識合わせと意思決定を繰り返し、徐々に実装可能または運用可能な仕組みを実現していくことで業務プロセスの喫緊課題の解決に成功したのです。

    アジャイル開発
    WF開発(従来型)
    開発概念
    Time と Cost を固定にします。
    例えば5人で1週間と決めてその中で何を作ることができるか(Scope)を考えます。つまり開発チームと時間にあわせて、どれだけのものを作ることができるかを考える。
    Scope を固定にします。
    何を作るかというのを決めて、その作るものに対して、Time と Cost を考えます。 作るものにあわせて、お金と時間を考える。
    メリット
    • ・仕様変更・追加がしやすい
    • ・仕様が曖昧な案件に向いている
    • ・リリース単位をコントロールできる
    • ・顧客満足度が向上しやすい
    • ・大規模開発に向いている
    • ・仕様が確定している案件に向いている
    • ・スケジュールや規模の管理がしやすい
    デメリット
    • ・全体スケジュールが見えずらい
    • ・リリースまでの期間が長い
    • ・仕様変更しづらい

     

    事例紹介

    「業務プロセスの再構築」施策に対して、即効性のあるアジャイル(スクラム)により業務改善のご提案から実装まで行い、成功した事例となります。
    全体の改善をまとめて実現するのではなく、スコープを狭めスピード重視で現状を改善することから、アジャイル(スクラム)を取り入れ、早期に実務運用を実現したことが成功要因です。(詳細は下記リンク先をご参照ください)

    • 業務プロセス再構築

      これまでのウォータフォール型のシステム改善のプロジェクトでは、計画立案や予算策定において規模が大きくなりやすく、スピード感が損なわれることが多かったり、実際に業務利用する際にはビジネス環境やお客様の状況の変化などにより仕様変更が多発するなどの問題があったりしませんか。
      私たちは、お客様の実現要求を明確にしなくても「今できること」をその場で流動的にお客様と共に決定し、即効性のある改善を実現できるアジャイル(スクラム)を現行システムの再構築に採用しました。

    • デザインシンキングを活用した業務効率化提案

      15年以上の業務支援の実績がある当社にも、業務知識を活かした業務改善提案に対する期待が高まり、ご提案の機会が増えてきた背景から2019年度より「デザインシンキング」を活用した業務効率化提案の取り組みによりシステム開発を任されるなど、当社の業務改善提案はお客様にご好評です。
      「なぜデザインシンキングなのか」というポイントも含め、その一部の事例についてご紹介します。

    • 保険金支払システム(準備中)