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3か月でOracle Cloud Infrastructureへ移行 ランニングコスト25%削減とクラウド運用内製化を同時に実現 ~ FastConnect活用で拠点間の安定接続も実現したクラウド移行事例 ~

事例概要

お客様(ミヤマ株式会社)は、資源リサイクルや環境プラントの設計・施工等、多岐にわたる事業を展開される総合環境企業です。同社では、ご利用のプライベートクラウドの価格改定によりクラウド運用コストが急増する見通しとなり、短期間でのインフラ刷新が必要となっていました。
インフラ刷新にあたっては、
 「既存システムの性能は落としたくない」
 「移行までの猶予期間が短い」
 「クラウド移行の知見が不足している」
という課題を抱えていました。

こうした状況の中、当社は移行計画の策定からOracle Cloud Infrastructure(OCI)環境構築、FastConnect接続、内製化支援までを一貫してご支援。結果として、わずか3か月での本番移行と、クラウド利用料25%削減、さらに運用内製化まで同時に実現しました。

ポイントと効果

    1. ランニングコスト高騰を背景に、クラウドへの移行を計画

    お客様は、他社が提供するクラウドプラットフォームサービス上で、ユーザ向けアプリケーションおよび社内業務アプリケーションを稼働されていました。しかし、仮想化基盤の価格改定により、将来的な運用コストの増加が見込まれたため、短期間での次期基盤への移行を検討されました。

    移行検討にあたり、お客様が重視されたポイントは以下の2点です。
    既存システムの性能を維持すること
    ランニングコストを抑制・軽減すること

    一方で、システム移行にあたっては、以下の課題がありました。
    ご利用のプライベートクラウドの価格改定が迫っており、3か月以内に本番移行を完了する必要があったこと
    パブリッククラウドの利用実績が限られている中で、比較検討/アーキテクチャ設計/費用見積/初期構築まで手戻りなく実施する必要があったこと

    これらの課題に対し、当社は移行計画から実行までを一貫して支援しました。

    2. 実現性とコスト最適化を両立した当社提案がOCI採用の決め手に

    既存システムでは、専用回線を利用して本社および各拠点間のプライベートネットワークを構成していました。そのため、移行後も、回線を活用したクラウド-拠点間のプライベート接続が必須要件となっていました。
    当社は、お客様へのヒアリングに加え、お客様・契約回線業者・当社による三社合同会議を通じて現行環境を整理・把握し、OCIと専用線接続(FastConnect)を組み合わせた性能・信頼性を重視したアーキテクチャを設計しました。加えて、コスト最適化を踏まえたOCIへのクラウドリフトプランを提案しました。

    実現可能性を具体的に示した提案内容と、短期間での移行を可能とする実行体制をご評価いただき、OCIの採用が決定しました。

    3. 初期導入支援と伴走により、3ヵ月でクラウド移行を完遂

    採用決定後、プロジェクトは速やかに始動し、3ヵ月という短期間でのクラウドリフトを実現するため、当社は現行環境調査、契約回線業者との調整、アーキテクチャ設計、OCI契約手続き、OCI環境構築、既存システムとのFastConnect設定まで、一連の初期導入業務を着実に遂行しました。
    一方で、お客様はクラウドリフト後のシステム運用の内製化を目指され、アプリケーション実装やデータ移行を主体的に推進されました。
    お客様のシステム担当チームが自社環境に精通し、OCIの知識習得にも積極的に取り組まれたことが、短期間での移行を実現した大きな要因となりました。当社は役割分担を明確にした支援体制のもと、要所を押さえた伴走支援を行い、円滑なプロジェクト推進を実現しました。

    「当社の提案力と適切な伴走支援」「お客様の自走力」が組み合わさることで、本プロジェクトは3ヵ月という短期間で計画どおり完了しました。

    4. クラウド利用料を25%削減

    OCIへの移行と、負荷に応じた適正リソース設計により、クラウドのランニングコストを25%削減しました。
    今回は優先的に移行可能なシステムを対象として移行を実施しましたが、本プロジェクトの成果を踏まえ、他システムについてもOCIへの移行を検討されています。

    今後はOCIを活用したさらなるコスト最適化とともに、戦略的なIT投資を推進される予定です。

    5. 導入サービス

    Oracle Cloud Infrastructure
    Oracle社が提供する次世代のパブリッククラウド基盤。オンプレミスからクラウドへの移行やクラウドネイティブアプリケーションの構築など、幅広い用途に対応する設計が特徴。

    Oracle Cloud Infrastructure FastConnect
    オンプレミス環境とOCI間に専用のプライベート接続を提供するサービス。これにより、インターネットを介さずに高帯域幅で信頼性の高い接続を実現。

    6. お客様情報

    ミヤマ株式会社
    1974年12月設立の総合環境企業。化学処理を中心とした廃棄物の中間処理をはじめ、環境プラントの設計・施工や環境分析、土壌調査など、現在では主に6つの事業を軸にサービスを展開。

    当社でご支援できること

    当社はクラウドのみならず、データベース、セキュリティ、統合運用管理など、ITインフラ全般に対応したソリューションをご提供しております。「現業務を支えるITインフラ」から「新たな価値を創出するITインフラ」まで、お客様が抱えるあらゆる課題とご要望に対し、最適な形でご支援いたします。
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